照明を使い分けよう

住まいの照明の種類についてはいままで紹介した通り、直接照明・間接照明・補助照明の3つがあります。それらの説明が終わったところで3種類の照明の使い分けを紹介していきましょう。作業するための照明、リラックスするための照明などについてそれぞれお話して行きます。

まずは、直接照明!

と、力んで説明することもないんですけども。直接照明は生活に直結した照明であるから最優先で充実させるべきだと直接照明のページでさんざんと紹介してきました。優先順位でいうと、直接照明、次に補助照明、最後にウチが取り上げている間接照明ということになります。

イチオシしておきながら間接照明が最下位というのもどうだろうとおもいますけど。まあ間接照明のページでこちらもさんざん書いたとおり「間接照明は余裕を楽しむ照明だ」ということですね。まずは生活を安定させてから余裕を楽しむ。やっぱりそれが基本ですよね。

直接照明を使い分ける

直接照明は大雑把に言うと、電球系か蛍光灯系ということになりますね。電球系はどうしても明るさや耐久性で蛍光灯にかなわないのですが、ひんぱんに点灯消灯を繰り返してもあまり耐久性が落ちない利点があります。ですからこまめに電気をつけたり消したりする場所の照明には適しているわけです。次に蛍光灯。これは直接照明のエースですからもう少し詳しくお話してみましょう。

蛍光灯の外形による使い分け

シャンデリア例えば職場にゴージャスなシャンデリアがぶら下がっていたらどう考えても不釣合いですね。シャンデリアは光を細かく分ける働きがあるのでひんぱんに動き回ることの多い仕事場には不向きです。

逆に自宅でインテリアにマッチしたシャンデリアはとってもゴージャスな雰囲気にしてくれます。シャンデリアは内部で反射光を作り出して間接照明のような柔らかい光を出してくれるので落ち着きたい居間などにオススメです。応接室など人が活動する場所ではシンプルなタイプがよいでしょう。

蛍光灯の色による使い分け

ダイニングスーパーで魚や肉を販売している場所では通常の蛍光灯に少し色がついているのをご存知でしょうか。この“色つき照明”のおかげでますます新鮮で美味しそうに見えて思わず買ってしまうわけです。こうやって人間は光の色にだいぶ左右されやすいものなので、現在では蛍光灯に必ず色の表記がついていますね。たとえば昼光色。青空をイメージとした色を出してくれます。やや青色をしたもので作業効率が上がりやすく、作業場などによいでしょう。

逆にウォーム色や電球色といった表記であれば赤味があるので、温かみがあり、食卓を美味しそうに演出してくれますし、くつろぎやすくなります。ただ、ちょっと本来の色味とは違って見えますから気をつけましょう。中間が昼白色。もっとも自然光に近い照明なので普段使いの居間などに使うと良いでしょう。

光量による使い分け

玄関蛍光灯なんかはスイッチ1回で2本点灯、もう1回で1本、次は豆電球・・・と言うようにいくつかの明るさを選択できますし、その前にいろんなワット数の照明器具が用意されています。必要に応じて、そのなかでも出来るだけ明るい色を選択するのが基本ですが、ポイントによってはわざとやや暗めの照明を使用するのもメリハリがついて良いかと思います。そういったところには補助照明を併用するのもよいでしょう。

補助照明を使い分けよう

補助照明は直接照明の補助が目的です。それでは直接照明の何を補助すればいいのか考えて見ましょう。

まずは光量の補助。この場合は単純ですね。明るくて指向性の高い照明器具(照らしたいところだけを照らすことが出来る器具)を使うと良いでしょう。直接照明を使うまでも無い場合に使用する場合、例えば枕もとに置くような場合には“あまり明るくない”補助照明を使用しましょう。暗いところからいきなり明るくなると目が痛いですしね。この場合は全体をぼんやりと照らしてくれるものがオススメです。

もうひとつ、色を補助することも出来ます。例えば食卓の直接照明は普通の色にしておき、食卓だけをやや赤みがかった色の補助照明を使用すれば、食事を美味しそうに見せながらほかの品物は影響を受けません。

間接照明を使い分けよう

このサイトのメインディッシュである間接照明については後で特集しますから、ここでは詳しく書きません。ただ、間接照明といっても照明器具などによって随分と変わってきますから、目的などに応じて使い分けるのが賢い間接照明の使い方と言うことになると思います。

照明のお話「点灯管」

蛍光灯とセットになっている点灯管。蛍光灯の点灯が遅くなって「もうこの蛍光灯だめかな」と思っていたら実際は点灯管がダメだったりすることがよくありますね。この点灯管の役目は名前どおり蛍光灯を点灯させるもの。簡単に言うとスイッチを入れると蛍光灯の端から電子が飛び出して、蛍光灯の蛍光物質を光らせるのが蛍光灯の仕組みなのですが、点灯管はこの時に高電圧を蓄えて一気に電子を放出する手伝いをしています。つまりこの点灯の瞬間が蛍光灯にとってもっとも負荷がかかっている状態なのです。

それなのに点灯管が古くなってしまっているとなかなか点灯してくれないのはご存知の通り。点灯に失敗しては何回もやり直すので下手くそな看護婦さんに注射されてるようなものですね。こうなると看護婦さん(点灯管)も患者さん(蛍光灯)のどちらにも悪影響がでてしまいます。特に蛍光灯の耐久力は格段に落ちてしまうので、点灯管は早めに交換した方がよいのです。


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